嵐の前に… 北岳(広河原~北岳肩の小屋)

今回お送りする山レポは、
簡易版とさせていただきます…。

何故かと申しますと、楽しみにしていたやまのぼり!
カメラを出してバシバシ写真を撮りたかったのですが、猛烈な風と降り続く雨に防水機能のないカメラを出して撮る勇気はありませんでした。

本当、帰ってから「安くていいから防水仕様のカメラ、買っちゃる!!」と思えちゃうくらいの寂しい限りの写真の量です。

自分の行動を記録するという意味で製作するので、お許し下さい。

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スタートは山梨県にあります早川町の奈良田の駐車場。
埼玉県在住のチームパンダにとってはアプローチがちと長いですね。

っていっても、ひいパンダはもちろんグ~グ~寝ていましたが…。
毎度ありがとうございます、さ~隊長。

空を見上げれば…怪しげな雰囲気。
今は微妙に曇りだけど、いつでも空から涙が落ちてきそうです。

軽く仮眠をとってから、バスに乗るため準備をします。
広河原までは1000円に100円の協力金が必要です。
芦安からのバスと一緒ですね。
でも芦安からと違うのは、バスの本数が激少ないこととジャンボタクシーがなかったこと。
アクセス手段が本当よくありません。。。

いよいよ始発の臨時バスが着ますが、あっという間に満員です!!
初めて山道を立ってバスに乗りました。乗り物酔いをしやすいひいパンダには拷問です。
しかも窓に打ちつけるは雨。。。

この1週間天気予報とにらめっこをしまくって、なんとか晴れマークがありそうな南アルプスに来たのですが。
はああああ、これからどうなるのかな?ちゃんと歩けるのかな?
このやまのぼりの前はあまり歩けていなかったので、なんだか心配になってきてしまいます。

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奈良田の駐車場からおよそ50分ほど。
今年1番の人の量を乗せて南アルプスの基地・広河原に☆

なんとか思いっきり酔わないうちに広河原に着きました。
もうここでカッパを着たほうがよさそうです。
すぐにでも出発したいのですが、ちと酔ってしまったのと、カッパを着て歩くという事にテンションが微妙に低くなってきます。
カメラはすでにスタッフバックに入れてもし撮れる所では撮ってみようという程度にすることにします。
ってな訳で、広河原山荘横より北岳に向けてスタートします。
時間は7時少し前。
あれ、のんびりしすぎたな~~~。

コースは大樺沢を登って行って二股より右股ルートへ。そして山頂通過後は北岳山荘テント場にて1泊。
そしてその先へ縦走していくという「テントを担いでの初縦走」でゴザイマス。

どこまで順調に進むことが出来るでしょうか?

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とにかくすごい人出です。どこも天気予報がよくなかったので、もしかしたら天気のましな南アルプスに集まってきたのかな?
軽く雨が降ったり止んだりしつつ…展望はほとんどなく。
登山道も登り一辺倒ですが、すっごく急というわけでもないのでお化けザックを背負ったチームパンダも頑張って登ります。
つい人が多くて焦ってしまいがちですが、最初からペースをつかめないと山頂まで行けないと思い、どんどん先を譲ってのんびり進むことにします。
周りの人たちもカッパを着たり、上だけを脱いだり衣類の調節が難しそうです。
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大樺沢の横を通ったり、渡ったり戻ったりしながら登ります。
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連日の雨で水量がとっても多く、勢いや音もすごいです!!
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二股手前から雪渓が現れます。
雪渓歩きの前にちとエネルギーを蓄えたくなりました。
モグモグモグ…。。。
とりぜず天候が崩れる前に早かったけどちょっとご飯を食べて栄養補給。
でもコレが正解!これから先に行った時には雨と寒さと風とでゆっくり腰を据えてのご飯なんて望めませんでした。
その後雪渓歩きをしましたが、とっても緊張しました☆
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二股ではチップ製のトイレがありました。
今年は左股ルートから八本歯へは雪渓が大きく残ってしまっているため、装備のない人・経験のない人は右股へということだったので、もちろん右股に進みます。
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ここからがなかなか大変でして。
何故かというと雨が降り止まなく、雨の中展望もなく必死に登っていく感じだったのです。
チームパンダだけでなくなんだか周りの人たちも余裕がない様子に感じました。
精神修行中って感じ!?!?



雨と風と寒さとテンションの低さで、ここから写真は撮っていません。
なので文章になります。スミマセン…。




ちっちゃい休憩を何度もとりつつ先に進みます。

長く休憩をとってしまうと、汗と雨でカッパの中はびしょびしょ状態になっている体が冷たく寒くなってくるのです。風邪を引かないように、体力を奪われないように注意しながら行かないといけません。

御池小屋からの草すべりのコースと合わさる辺りはお花畑になっています。
クロユリ・イワカガミ・チングルマ・シナノキンバイ・ハクサンイチゲなどなどお花が一杯咲いていました。
靄の中、黄色い色が幻想的です♪
写真でお見せできないのが残念ですう!

これに青い空と太陽が一緒だったら、申し分がないのですが。



さあ。
ジグザグの登山道をどんどん登って木の階段が現われると、いよいよ稜線にでます。




気持ちのいい稜線~♪なんていうのはまずありません。。。
天候が安定している時は「キャ→ッ♪」と完成が上がる辺りでしょうか。



今日はここからが驚きの風との戦いです!


お化けザックを背負ったひいパンダ、もう限界が近くなってきていました。
とても北岳山荘まで行けそうにありません。

「肩の小屋にしてもいい???」
何度も何度もさ~隊長に確認をして、そんな様子に先に行きたそうなさ~隊長もひいパンダの限界をみたようで渋々OKがでました。

本当そうしてもらわなくては無理でした。


肩の小屋がぼや~~~っと見えた時のうれしさといったら☆
肩の小屋前の行列がぼや~~~っと見えた時の驚きといったら★


きっとここに並んでいたみなさん、チームパンダ(主にひいパンダ)の心理状態と一緒だったのでしょう。
この日、肩の小屋は1枚の布団で3~4人だったそうな。

そしてチームパンダのようにテントの人たちはというと。

稜線下の平地のいいところはすでにゲットされていて…チームパンダは微妙な傾斜地・岩ゴロ場所であったところにむりくりテントを張ることにしました。
こんな強風の中、稜線にはテントは張りたくない!っていう気持ちで一杯。
だって稜線から少し下りただけで風当たりも体感の温度が違う気がするんですよう。

テント設営後、とにかく着替えて体を温めにかかります。
実際温まったと感じたのはシュラフに入って大分経ってからでしたが。。。
ご飯を食べて、ようやく今日登り始めてから初めて一息つけた気がしました。

その後トイレに行くためと水を確保するためと幕営料を払うため小屋まで行きますが、まだまだ行列は続きます。
皆さん、言葉少な目です…。

行列に並んでまで待てなかったので幕営料はあとで…と諦めて我が家に戻ります。
傾斜地のため寝ずらい、居心地が悪い…など思うところはありましたが、もうこの状況だったら仕方なしと諦めて、明日に期待して6時過ぎには寝ることにしました。


遠く「幕営料を払ってない方いますか~~~???」との声が。
小屋の人が時間を見つけて回ってきたようです。
もう我が家から出たい気分にはなれなかったので、ありがたいことでした。
手をすっと出して1人500円×2人分を払います。

気がかりもなくなったので、一気にこの日の疲れが出て…チームパンダは眠りに落ちていきました。



(つづく)



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by piropom510 | 2009-07-18 21:16 | パンダのやまのぼり2009。