嵐の後に… 北岳(肩の小屋~山頂(ピストン)~御池小屋~広河原)

前日、超混みこみの北岳肩の小屋テント場での夜。。。
夜中の12時頃、ひいパンダは傾斜地にもかかわらず結構普通に寝入っていたので気付きませんでしたが、傾斜地でなかなか寝付けないさ~隊長は外から「街明かりが見える!]という声を聞いたようで、外を見てみるとちらりと街明かりがみえていたそうな。

3時頃、一応起床。
トイレのために一旦外に出てみますと。。。

はあああああ。。。
やっぱりガスってます。まだまだ風も強そう。
この段階でほとんど北岳ピストンで…という考えに傾いてきました。

朝食を食べて…どうしようか最後の判断を2人でしている時、近くで「ああっ!!!」という大きな声が。
何だろうと思っていると、なんと側に設置してあった一人用テントが突風にあおられて、靄に包まれた斜面に向けて吸い込まれていってしまったそうです。
確かに…昨日の夕方あった所にない…です…。
もうこの段階で北岳に「帰ったほうがいい」と言われているようでした。
無理をしてあの北海道での事故のようになっても…です。

とりあえず北岳山頂は踏んで…とテント撤収をしてから荷物をデポッて出発。
ここからも長蛇の列&すれ違いです。
突風と雨に時折踏ん張らないと体が持っていかれそうな感じて大変です!
この2日間で1番厳しい風が吹いていたと思います。台風中継なんかと一緒な感じ!?

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そして、どうにかこうにか踏ん張って山頂に到着しました!!
ここからの縦走路の景色を楽しみにしていたのですが…もちろん望めませんね。
でもそれぞれに山頂を楽しんでいるようです。
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寒いのでそこそこ写真を撮ったら肩の小屋まで戻ります。
肩の小屋で荷物を回収して、広河原に戻ります。
本当は下りるのは奈良田だったのになあ。。。
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一応昨日撮りそびれたテント場風景。結構撤退している方が多いのでかなり空いている光景です。
昨日は隣との隙間もないほどに稜線下は敷き詰められていました。
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稜線上も結構あるでしょ?実はもっとあったんですよ。
肩の小屋が見えない稜線上にも何張りもありました。
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下りの大渋滞にあいながらも突風吹く稜線上から早く下りたくて仕方ありません。
稜線から離れたら急に風が落ち着きました…。
お花畑を下ります。
稜線下から御池との分岐くらいまではたくさんの花がお出迎え。
ちょこっと立ち止まって撮れた分だけ、ア~ップ☆
クロユリが撮りたかったけど、どこにあったか忘れた~!
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草すべりの激下りをこなしていると、県警の防災ヘリがホバリングしている光景が!山間に爆音が鳴り響きます。
どこかで怪我をした人でもいるのかな?って思ったけど、どうなんでしょうね。
結構タイミングが合わないのか長い時間飛んでいたので、しばらく下りながら様子を確認することが出来ました。
(←後日家に帰ったら病死で北岳に向かう途中、登山道で亡くなった方がこの3連休の初日にいらっしゃったと知りました。もしかしたら…その搬送かなんかだったのかな?!)
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白根御池に到着し、ここにも雪渓が残っていました。テントも肩の小屋ほどではありませんがそれなりにあり、北岳の様子を皆さん見ながら過ごしているようです。クライマーの皆さんが結構いらっしゃいました。
ここの小屋はとっても綺麗ですね。トイレには寄りませんでしたが、やっぱり綺麗なようです。
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まだまだ下りが待っているので、一息入れて先を急ぎます。
ここからはちとアップダウンがある平行したような道を進みます。
グチャってて木の根も張り出しているので歩きづらい。
雨脚も強くなってきて、膝が笑い出して一度バランスを崩すと豪快にこけまくってしまいます。
下り一辺倒になると、尾根筋をぐんぐん降りていきます。
ここはかなりな傾斜があります。
登りに使うと息が切れそうですが、要所要所にベンチがありました。

どうにか頑張って人が一杯いる地点・御池と二股への分岐に到着。
なんだかすっごくうれしくなった自分がいました。

ここからはゆるゆるの下り道。

天気は相変わらずの天候、広河原山荘やつり橋、アルペンプラザ…昨日通ったところを見て、なんだかとっても前に通過したような気分になってきました。
本当はここに下りてくる予定ではなかったけど…残念な気持ちとどこかほっとした気持ちと両方がありました。

バス停に着くと、芦安からのバス・ジャンボタクシーは沢山あり、北沢峠へ行くバスもそれなりにありました。
しっかし奈良田に行くバスといえば…ほとんど無い!
ちょうどバスがありましたがもう満員で乗れないとのこと。
次は1時間後とのことでした。
なんの表示もない草原に奈良田に向かいたい人の列がどどっと出来ています。

ここでポイント。
芦安・奈良田方面はこちらと立看板がありますが、それを信じてチケット売り場に並ぶと痛い目に。
ここは芦安のみなんです。まったく分かりずらい表示をしています。
奈良田は特に表示の無い反対側の場所にてバスに乗る前にチケットを購入して乗るシステムなのです。

この3連休。
こんな天候、縦走を断念して広河原に引き返してくる登山者が多いであろうことなんか、この場所で仕事を毎年していたら分かるはずだろうに…しばらくは増便はなし、どんなに満員になろうとも定時にしか出ないなどと関係者の方は言っている。
仕事する気あるの???って感じてしまいますよう。
私ですらふとそんなことを思っているのですから、周りのおじさまたちは
「雨が降り出しているのに、次のバスがあるのに乗せないなんてなんなんだ!?」
「増発するとか対応はできないのか?」
「もう乗れないのにあと1時間もここで待っている意味はあるのか?どうにかならないのか?」
などと色々と掛け合っています。

そんなこんなでどうにか1時間後の定時に出発というのはなくなり少し早めに動き出し、身延の方から増便がでることになったのです。。。
努力をしてくれてありがとうございました。

芦安に向かった皆さんはあっという間に広河原をあとにされていたのでうらやましかったなあ…。

タウンコーチさん。
運転手さんの確保など、急な対応が難しいのは分かりますが、芦安からのバスと比べると悲しい気持ちになりますよ。
今年は天候が不順なことが多いので、こんなことがまた起こっていたら嫌だなあ。
頑張って欲しいと思います。



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そんなこんなで奈良田の駐車場に到着しました。
荷物整理と・人がいなかったので簡単に着替えをしてすっきり☆

お腹も空いていたのでバス待合所のテント下でご飯を食べました。
少し青空も出たりして…。
時々縦走を終えて下りてきた人たちがいます。
お話を伺うとやっぱり強風と桐に包まれた山旅で、小屋は貸切状態の空き空きだったとのこと。
チームパンダより1日早く出発されていたので、歩ききれたみたいです。

本当はこれで帰っちゃおうか?とも思っていたのですが、不完全燃焼という気持ちもあり…車で戻りながら天気の回復するといわれている3連休最終日をどうするか決めることにしました。


山の洗礼を受け「これも山なんだ。」と改めて感じることが出来た2日間でした。
今度来た時は青空の下白鳳三山回るぞ!!って誓いました♪



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by piropom510 | 2009-07-19 23:53 | パンダのやまのぼり2009。