地球の呼吸 焼岳
まずは焼岳のお話しに入る前に前日から登山口までのアプローチ話から。
前日、御嶽山に登り大満足だったチームパンダ。
次の日は硫黄臭繋がりで(ってことはないけど。)焼岳に登ることに決めていました。
下道でせっせと移動をするのですが、途中歴史探訪好きのさ~隊長のアンテナが動いてしまって、木曽義仲が過ごしていたとされる地域に立ち寄ることになったのでした。
ひいパンダ的には温泉に早く入りたい・・・そんな思いで一杯なのですが、めったに来れないんだからと言われると、それもそうか仕方ないな~なんて思って。
ひいパンダはちと体調が良くなかった事もあって、車内で待機をして待っていました。
3ヶ所回ってだいたい1時間半ちょっとたったくらいで終了。
この立ち寄りをしたおかげで、この後が実は大変だったのです!!
地図を見ていると、現在いるR19の木祖村の薮原地区から県道に入って境峠をこえて奈川渡ダム近辺に出るショートカットルートがあるのに気づきました。
最初はR19で温泉に入りつつ塩尻・松本に出てご飯を食べたり調達してから、もう一度上高地方面に車を走らせようと思っていたので、ナイスアイディア☆でした。
ただ問題が…。
なにせ村なものですぐにコンビニもありません。(←どっかにコンビニがあったり、商店があったりするのかもしれないけど、探す時間的精神的余裕がありませんでした。)
食事するところも適当なところが目に入りません。(←どっかに人気の定食屋さんとかあったりするのかもしれないけど、探す時間的精神的余裕がありませんでした。)
すでに17時を越えていまして、日帰り温泉も受付時間が気になる頃になっています。
この時点でまったく地域情報がない状態でした。
そこでさ~隊長は、近くの道の駅に電話して情報収集をすることに。
まず日帰りできる温泉について。
すると案内をしてくださった女性が親切な方で、地域(管轄)外のエリアも探してくれ、その県道方面の温泉のある施設を紹介してくれました。
早速電話してみると7時までとのこと。
急げば間に合うか!?
出来れば入りたい…汗臭いまま寝るのはちと悲しい…。
でも目標が決まったことは何だか心強かった。
次に知りたいのは食料をゲットできるところ。
出来るだけルート上で見つけたい。そうしないと温泉に間に合わない!!
そこで教えていただいた温泉施設に連絡した時「近くにスーパーはありますか?」と尋ねてみると、施設周辺にはスーパーはないのですが、ラッキーなことに今向かおうとしている県道沿いに、しかもこの木祖村にスーパーがあるとのこと。
営業時間は分からないけど…とのことでしたが、まだ7時になっていない時間だから大丈夫と判断しました。
早速、そのスーパーを探します。
あ、ありました!!
その素敵なオアシスのような地元スーパーの名は「なるとじゃないよ まるとだよ。」(←覚えやすいようにチームパンダでこんな呪文を作ってみただけ。)と覚えてください。
「まると」さんといいます。ひらがなかカタカナか忘れちゃいましたが。
食べ物など必要なものはしっかり揃います。
惣菜ゾーンは地元独特の物も置いてあり、見ているのも楽しめます。
さて、最大の難所「食料」もゲットできました。
あとは温泉だっ!
この時点で7時のリミットまであと35分ちょっと。
間に合うのか~!?
だって峠越えが待っているのですよ。
苦手なクネクネ道だろうし。
とりあえずさ~隊長の運転にゆだねまして、一路とある温泉エリアまで移動します。
境峠を過ぎ、野麦峠スキー場入り口近辺の温泉エリアに到着しました。
看板を頼りにその施設に到着します。
さ~隊長、頑張りました。なんとあと5分を切るという所で間に合いました。
さ~隊長に先に受付に行ってもらいます。
Σ(O_O;)Shock!!
・・・実はこの施設の受付終了時間は6時半だったのです!!(←だいたい他の施設でも同じく6時半が受付終了時間と言われてた。)
でもね、ここの受付の方が大丈夫ですよ!とオッケーを出してくださったのです。
2人して必死でなんとなくヨレヨレの雰囲気漂う感じで現れたから、ついつい許してくださったのでしょうか…
(*- -)(*_ _)ペコリ☆ 神様に見えました・・・アリガトウゴザイマス・・・。
早速浴場に足を踏み入れると…両方とも貸切でございました☆(←当たり前か。)
外湯はありませんでしたが、もう十分です!最っ高です!!
ゆっくり汗を流すことが出来て、急いで出ないと!とは思っているのですが何だかのんびりとしちゃいました。
そんな親切な施設のお名前を書いてしまうと、ご迷惑がかかってしまうかもと思いまして今回は伏せておきます。
そしていよいよ今夜の寝床に向かいます。R158まで出まして、少し松本寄りに戻りますが「道の駅風穴の里」にて夕食をとった後、すぐに就寝しました。
「今日の1番の思いでは温泉に入れたこと~~~♪」なんていいながら・・・ (←なんじゃそりゃ。)
この道の駅では、お山に翌日向かうはずの車も他にもいらっしゃったでしょうね、たくさん車中泊されてました。
ここのトイレは綺麗で使いやすく、一応外に飲料用の湧き水(!?)があるので、水の確保も出来ますよ。
早朝にご飯を食べ、「新中の湯ルート」の登山口に向かいます。
上高地の玄関口の沢渡を過ぎ、マイカー規制がある釜トンネル前を安房トンネル方面に少し行くと右手につづら折りの旧道の入り口があり、そこを入っていきます。
くねくね進み、中の湯温泉旅館を過ぎますと、10台ほど止められる駐車場に到着です。
すでに到着時には駐車スペースは埋まっていましたが、道が広めなところがあるので交通のじゃまにならないように寄せて駐車しました。
他にも駐車スペースと反対側の壁沿いにも駐車していたり、この駐車スペースより先に車を進めてそっちの方で止めてから戻ってこられる方も多かったです。(先には見に行っていないので未確認ですが。)
駐車スペースをはじめコース上にはトイレはありませんのでご注意を!(多分。)
さあ、なんとなくゆるゆる準備をしている間にどんどんバスの団体さんが到着して先に出発していきます。 焦らず焦らず、、、。
さあ、チームパンダも出発です。
午後の高速の渋滞にばっちりはまってしまう前に下りてこよう計画ですが、すでに出発がゆっくりめ。どうなることやら…。 駐車スペースからも日本の屋根の山並みが見えてテンション上がりますなあ。 このルートは最初は平行のだら~っとしたなだらかな道。お話しながら楽に進みます。
が、急になってくるとしばらくの間は頑張って登っていかないといけません。
最初なので呼吸を整えながらゆっくりと歩き、体を「やまのぼり始まったよ!」と起こしてあげます。 笹の多い道で、足元は階段状になっていたり、木の根が張り出して歩きづらかったりします。 場所によってはグチャリな道もしばしば。
どこを通ろうか迷ってしまうところもありました。
実はこの最初の急登りが続くエリアを歩いていると、大分前に出発していた団体さんに追いついてしまったのです。
最初は急な道だし、あとを静かに着いて行こうとひいパンダ的には考えていたのですが、すぐに最後方につかれていたおじ様が気付かれて、先頭の方に「2名来たので先に行ってもらいます。ど~ぞ!」と無線で伝えています。
あちゃ~!そうです、これからこの急な登りで「お先にど~ぞ!」攻撃が始まるのです。
皆さんおやさしくて「自分のペースで登ってくださいね。」「大丈夫だから焦らずにね。」と言ってくださいました。
でもね、やっぱりいつものペースより頑張っちゃうんですよ。
汗もいつもよりたっぷり噴出してきます。
登れども登れども列は切れない感じでして…かな~~~りへばりつつある頃、この事態から脱出することが出来ました。
正直、しんどかった。。。
なので写真を撮る余裕はまったくこの間はありませんでした。
その後も、いくつかのパーティーを抜かさせてもらいつつ先を急ぎます。
急登りが終わって緩やかにグチャリ道を登っていくと展望地にでました。
出発してからおよそ1時間。
初っ端のダメージがあったにもかかわらず、調子は崩れていないようです。ここから正面にこれから行く道やもちろん山頂付近の様子が見えています。
今までが視界の効かない樹林帯歩きだったから、こう周りが見えてくるとテンションが上がってきます☆
一息入れてから稜線に向かって登っていきます。段差が大きいところもあったり、岩も増えてくるので足元注意な感じです。
でも焼岳を見ながら…穂高を見ながら…ここを登ったら上高地が見えるぞと思いながら…足はどんどん山頂を目指します。 急だけど頑張るチームパンダっていうかひいパンダ。
マイペースは守りつつも意外に足は前に出る。
珍しく色々なグループさんを登りで追い抜いていくことになりました。 いやいや楽しいね。うん、楽しい。 振り返ると乗鞍方面かな~。 登っていき一旦右の方に道はトラバース気味に上がっていき、更に登りつめると北峰と南峰の鞍部に到着しました。
こちらが南峰になりまして、写真で見るより急な岩のお山です。
踏み後はあるようでしたが、もちろん地図にルート表示がないし、立ち入り禁止と書いてあるので行きませんよ~。
南峰手前にはちと広場っぽくなっていて、休憩をゆっくりするのにちょうどよさそうでした。 南峰の方が高さはあって、三角点もあるようですね。北峰が山頂標識があるようなのでそちらにトラバース気味に向かいます。
お~~~。硫黄臭いと思ったらモクモク出ていますね~~~。 上高地側からの登山道と合わさる鞍部です。隣のチビピーク上に人&わんこがいましたが、まずは北峰に!と思いまして先に進みます。
何でかといいますと、ここから先はちと岩を登っていかないといけません。
少しでも団体さんがいれば、上り下りが1カ所に集中するので時間がかかること間違いなし。
今なら流れが登りになっているので、今のうちに上がってしまったほうがいいと判断しました。 こちらのモクモクの方が臭かった~。
この写真だけでも人が一杯いるのが分かりますよね。これがチームパンダが下山しようとする時には、も~~~っと団体さんが到着していて、人は一杯大渋滞寸前になっていました。 そして焼岳山頂に辿り着き、穂高をバックに記念撮影!
やりました♪アリガトウ♪
スタートから山頂まででおよそ2時間半くらい。
うん。休憩も摂りながらだから大分頑張りました。 槍っち方面。 どどんと穂高さんたち。 火口の中の池。綺麗な色だね☆ 上高地ちゃ~~~ん!! 霞沢くん☆ 乗鞍さんでしょうか? 人で一杯の山頂をくるくる360度写真を撮りながら回っているチームパンダ。
相手を見失うこともしばしばでした(笑)。 あの奥に見えるは、今年辿り着けなかった蝶が岳さまでしょうか?!
大感動の中ご飯でも…と思ったのですが、ご飯の時間にはまだ早かったことと、晴れ予報だったのに曇りの上に風が冷たいということ、これから団体さんが上がってくるから込み合うだろうということを踏まえ、今日はひと休憩をとったら下山を開始することに。
名残惜しいけど、また違った角度から焼岳くんを見てみたい!そんな気持ちになりました。
今日はピストンなのでそのままスッタカタ~~~ッ♪♪♪て下ります。
ここでチームパンダは困ったさんに出会いました。
山頂下のトラバース気味の道のところで、チームパンダは「ストックカチカチおじさん」と名付けましたが、渋滞する列にイライラするのか岩にストックを当てて(ぶつけて)カチカチ音を必要以上に出し、なにやら威嚇するのです。
確かに前にいたグループが岩場のトラバース道で景色がいいからと立ち止まってしまっていて…という状況があったのですが、「ちっ!」と舌打ちをしつつブツブツ文句を言っています。
きっとチームパンダもその一員と思っているようです。
チームパンダは前のグループさんにも後のカチカチおじさんにも困ったな~でしたが、場所が場所なだけにスムーズに進むことだけを考えていた時!
このカチカチおじさん、なんと強引に山側から抜かしにかかったのです。
しかも確かに少し幅があるところでしたが、チームパンダが登りの人とすれ違いをしている時にやらかすのです。
カチカチおじさんの強引なラフプレーはちょっと見れたものでなく、登りのご夫婦の奥さんのザックにぶつかっていてちょっとよろけていたんですよ。危ないったら仕方ない!!
もっと嫌だなと思ったのは謝らないこと!
なにをそんなに急いでいるんですか・・・
あっという間に去っていきましたが、よ~~~く見ているとちょっと人で詰まったところに差し掛かるとカチカチしていたり、強引な下りをかましているようでした。何なんだかな~~~。
さ~隊長も同じように感じていたようで、カチカチおじさんがいなくなってから「あれはどうなんだろうねえ~~~。」と話し合っちゃいましたよ。 それはさておきどんどん下ります。下っていくうちに朝一番に抜かせていただいたあの団体さんに出会いました。
あちらも気付いたようで「え~~~。もう行ってきたの~~~。早いねえ。」「山頂はどうでした~?」など少しお話をしました。
皆さんの顔は笑顔。笑顔。
やっぱり山ではこうでなくちゃいけませんね。
しかしいつも思うけど、女性陣は急な登りでもおしゃべりを普通のペースでしているのがすごいな~って。
ひいパンダは登りは無言に近いから…そのパワフルさに頭が下がります。
そうそう。
団体さんとすれ違ってしばらく経ったところで、あのカチカチおじさんが休憩されていました。
チームパンダも休憩したり、急ぐほどのペースで下りてきてはいなかったのですが、こんなところでまたすれ違うなら「もっとゆっくりした気持ちで下りればいいのに!」なんてふと感じちゃいましたよ。
でもってチームパンダ、このカチカチおじさんにはもう抜かれたくないね!なんて思っちゃったりして。
ま、休憩入れても最後まで抜かれることなく、しかも車に戻ってから後片付けを大分し終わった頃にカチカチおじさんが下山されたのを目撃しましたが・・・
山の中では少しずつ秋色の景色が近づいているようです。 はいはい、下りてきました。
やった~~~!!お疲れ様☆
この後の帰り道、お昼前には現地を出ていたので、上信越道経由でしたが渋滞に巻き込まれることなく帰ることが出来ました。
渋滞に巻き込まれないのは、やまのぼりで疲れた体には本当ありがたいですねえ。
この2日間、すっごく疲れた!という感じにはならなかったのは、ここ毎週やまのぼりに行けているからだろうと思います。
やっぱり夏山は事前に毎週しっかりやまのぼりをして体を作っておくべきだなと改めて思い直し、来年は夏前からしっかり歩く練習をしておこうと思いました。
。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆ ポチリお願いします♪ ☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o
前日、御嶽山に登り大満足だったチームパンダ。
次の日は硫黄臭繋がりで(ってことはないけど。)焼岳に登ることに決めていました。
下道でせっせと移動をするのですが、途中歴史探訪好きのさ~隊長のアンテナが動いてしまって、木曽義仲が過ごしていたとされる地域に立ち寄ることになったのでした。
ひいパンダ的には温泉に早く入りたい・・・そんな思いで一杯なのですが、めったに来れないんだからと言われると、それもそうか仕方ないな~なんて思って。
ひいパンダはちと体調が良くなかった事もあって、車内で待機をして待っていました。
3ヶ所回ってだいたい1時間半ちょっとたったくらいで終了。
この立ち寄りをしたおかげで、この後が実は大変だったのです!!
地図を見ていると、現在いるR19の木祖村の薮原地区から県道に入って境峠をこえて奈川渡ダム近辺に出るショートカットルートがあるのに気づきました。
最初はR19で温泉に入りつつ塩尻・松本に出てご飯を食べたり調達してから、もう一度上高地方面に車を走らせようと思っていたので、ナイスアイディア☆でした。
ただ問題が…。
なにせ村なものですぐにコンビニもありません。(←どっかにコンビニがあったり、商店があったりするのかもしれないけど、探す時間的精神的余裕がありませんでした。)
食事するところも適当なところが目に入りません。(←どっかに人気の定食屋さんとかあったりするのかもしれないけど、探す時間的精神的余裕がありませんでした。)
すでに17時を越えていまして、日帰り温泉も受付時間が気になる頃になっています。
この時点でまったく地域情報がない状態でした。
そこでさ~隊長は、近くの道の駅に電話して情報収集をすることに。
まず日帰りできる温泉について。
すると案内をしてくださった女性が親切な方で、地域(管轄)外のエリアも探してくれ、その県道方面の温泉のある施設を紹介してくれました。
早速電話してみると7時までとのこと。
急げば間に合うか!?
出来れば入りたい…汗臭いまま寝るのはちと悲しい…。
でも目標が決まったことは何だか心強かった。
次に知りたいのは食料をゲットできるところ。
出来るだけルート上で見つけたい。そうしないと温泉に間に合わない!!
そこで教えていただいた温泉施設に連絡した時「近くにスーパーはありますか?」と尋ねてみると、施設周辺にはスーパーはないのですが、ラッキーなことに今向かおうとしている県道沿いに、しかもこの木祖村にスーパーがあるとのこと。
営業時間は分からないけど…とのことでしたが、まだ7時になっていない時間だから大丈夫と判断しました。
早速、そのスーパーを探します。
あ、ありました!!
その素敵なオアシスのような地元スーパーの名は「なるとじゃないよ まるとだよ。」(←覚えやすいようにチームパンダでこんな呪文を作ってみただけ。)と覚えてください。
「まると」さんといいます。ひらがなかカタカナか忘れちゃいましたが。
食べ物など必要なものはしっかり揃います。
惣菜ゾーンは地元独特の物も置いてあり、見ているのも楽しめます。
さて、最大の難所「食料」もゲットできました。
あとは温泉だっ!
この時点で7時のリミットまであと35分ちょっと。
間に合うのか~!?
だって峠越えが待っているのですよ。
苦手なクネクネ道だろうし。
とりあえずさ~隊長の運転にゆだねまして、一路とある温泉エリアまで移動します。
境峠を過ぎ、野麦峠スキー場入り口近辺の温泉エリアに到着しました。
看板を頼りにその施設に到着します。
さ~隊長、頑張りました。なんとあと5分を切るという所で間に合いました。
さ~隊長に先に受付に行ってもらいます。
Σ(O_O;)Shock!!
・・・実はこの施設の受付終了時間は6時半だったのです!!(←だいたい他の施設でも同じく6時半が受付終了時間と言われてた。)
でもね、ここの受付の方が大丈夫ですよ!とオッケーを出してくださったのです。
2人して必死でなんとなくヨレヨレの雰囲気漂う感じで現れたから、ついつい許してくださったのでしょうか…
(*- -)(*_ _)ペコリ☆ 神様に見えました・・・アリガトウゴザイマス・・・。
早速浴場に足を踏み入れると…両方とも貸切でございました☆(←当たり前か。)
外湯はありませんでしたが、もう十分です!最っ高です!!
ゆっくり汗を流すことが出来て、急いで出ないと!とは思っているのですが何だかのんびりとしちゃいました。
そんな親切な施設のお名前を書いてしまうと、ご迷惑がかかってしまうかもと思いまして今回は伏せておきます。
そしていよいよ今夜の寝床に向かいます。R158まで出まして、少し松本寄りに戻りますが「道の駅風穴の里」にて夕食をとった後、すぐに就寝しました。
「今日の1番の思いでは温泉に入れたこと~~~♪」なんていいながら・・・ (←なんじゃそりゃ。)
この道の駅では、お山に翌日向かうはずの車も他にもいらっしゃったでしょうね、たくさん車中泊されてました。
ここのトイレは綺麗で使いやすく、一応外に飲料用の湧き水(!?)があるので、水の確保も出来ますよ。
早朝にご飯を食べ、「新中の湯ルート」の登山口に向かいます。
上高地の玄関口の沢渡を過ぎ、マイカー規制がある釜トンネル前を安房トンネル方面に少し行くと右手につづら折りの旧道の入り口があり、そこを入っていきます。
くねくね進み、中の湯温泉旅館を過ぎますと、10台ほど止められる駐車場に到着です。
すでに到着時には駐車スペースは埋まっていましたが、道が広めなところがあるので交通のじゃまにならないように寄せて駐車しました。
他にも駐車スペースと反対側の壁沿いにも駐車していたり、この駐車スペースより先に車を進めてそっちの方で止めてから戻ってこられる方も多かったです。(先には見に行っていないので未確認ですが。)
駐車スペースをはじめコース上にはトイレはありませんのでご注意を!(多分。)
さあ、なんとなくゆるゆる準備をしている間にどんどんバスの団体さんが到着して先に出発していきます。
さあ、チームパンダも出発です。
午後の高速の渋滞にばっちりはまってしまう前に下りてこよう計画ですが、すでに出発がゆっくりめ。どうなることやら…。
が、急になってくるとしばらくの間は頑張って登っていかないといけません。
最初なので呼吸を整えながらゆっくりと歩き、体を「やまのぼり始まったよ!」と起こしてあげます。
どこを通ろうか迷ってしまうところもありました。
実はこの最初の急登りが続くエリアを歩いていると、大分前に出発していた団体さんに追いついてしまったのです。
最初は急な道だし、あとを静かに着いて行こうとひいパンダ的には考えていたのですが、すぐに最後方につかれていたおじ様が気付かれて、先頭の方に「2名来たので先に行ってもらいます。ど~ぞ!」と無線で伝えています。
あちゃ~!そうです、これからこの急な登りで「お先にど~ぞ!」攻撃が始まるのです。
皆さんおやさしくて「自分のペースで登ってくださいね。」「大丈夫だから焦らずにね。」と言ってくださいました。
でもね、やっぱりいつものペースより頑張っちゃうんですよ。
汗もいつもよりたっぷり噴出してきます。
登れども登れども列は切れない感じでして…かな~~~りへばりつつある頃、この事態から脱出することが出来ました。
正直、しんどかった。。。
なので写真を撮る余裕はまったくこの間はありませんでした。
その後も、いくつかのパーティーを抜かさせてもらいつつ先を急ぎます。
出発してからおよそ1時間。
初っ端のダメージがあったにもかかわらず、調子は崩れていないようです。ここから正面にこれから行く道やもちろん山頂付近の様子が見えています。
今までが視界の効かない樹林帯歩きだったから、こう周りが見えてくるとテンションが上がってきます☆
でも焼岳を見ながら…穂高を見ながら…ここを登ったら上高地が見えるぞと思いながら…足はどんどん山頂を目指します。
マイペースは守りつつも意外に足は前に出る。
珍しく色々なグループさんを登りで追い抜いていくことになりました。
こちらが南峰になりまして、写真で見るより急な岩のお山です。
踏み後はあるようでしたが、もちろん地図にルート表示がないし、立ち入り禁止と書いてあるので行きませんよ~。
南峰手前にはちと広場っぽくなっていて、休憩をゆっくりするのにちょうどよさそうでした。
お~~~。硫黄臭いと思ったらモクモク出ていますね~~~。
何でかといいますと、ここから先はちと岩を登っていかないといけません。
少しでも団体さんがいれば、上り下りが1カ所に集中するので時間がかかること間違いなし。
今なら流れが登りになっているので、今のうちに上がってしまったほうがいいと判断しました。
この写真だけでも人が一杯いるのが分かりますよね。これがチームパンダが下山しようとする時には、も~~~っと団体さんが到着していて、人は一杯大渋滞寸前になっていました。
やりました♪アリガトウ♪
スタートから山頂まででおよそ2時間半くらい。
うん。休憩も摂りながらだから大分頑張りました。
相手を見失うこともしばしばでした(笑)。
大感動の中ご飯でも…と思ったのですが、ご飯の時間にはまだ早かったことと、晴れ予報だったのに曇りの上に風が冷たいということ、これから団体さんが上がってくるから込み合うだろうということを踏まえ、今日はひと休憩をとったら下山を開始することに。
名残惜しいけど、また違った角度から焼岳くんを見てみたい!そんな気持ちになりました。
今日はピストンなのでそのままスッタカタ~~~ッ♪♪♪て下ります。
ここでチームパンダは困ったさんに出会いました。
山頂下のトラバース気味の道のところで、チームパンダは「ストックカチカチおじさん」と名付けましたが、渋滞する列にイライラするのか岩にストックを当てて(ぶつけて)カチカチ音を必要以上に出し、なにやら威嚇するのです。
確かに前にいたグループが岩場のトラバース道で景色がいいからと立ち止まってしまっていて…という状況があったのですが、「ちっ!」と舌打ちをしつつブツブツ文句を言っています。
きっとチームパンダもその一員と思っているようです。
チームパンダは前のグループさんにも後のカチカチおじさんにも困ったな~でしたが、場所が場所なだけにスムーズに進むことだけを考えていた時!
このカチカチおじさん、なんと強引に山側から抜かしにかかったのです。
しかも確かに少し幅があるところでしたが、チームパンダが登りの人とすれ違いをしている時にやらかすのです。
カチカチおじさんの強引なラフプレーはちょっと見れたものでなく、登りのご夫婦の奥さんのザックにぶつかっていてちょっとよろけていたんですよ。危ないったら仕方ない!!
もっと嫌だなと思ったのは謝らないこと!
なにをそんなに急いでいるんですか・・・
あっという間に去っていきましたが、よ~~~く見ているとちょっと人で詰まったところに差し掛かるとカチカチしていたり、強引な下りをかましているようでした。何なんだかな~~~。
さ~隊長も同じように感じていたようで、カチカチおじさんがいなくなってから「あれはどうなんだろうねえ~~~。」と話し合っちゃいましたよ。
あちらも気付いたようで「え~~~。もう行ってきたの~~~。早いねえ。」「山頂はどうでした~?」など少しお話をしました。
皆さんの顔は笑顔。笑顔。
やっぱり山ではこうでなくちゃいけませんね。
しかしいつも思うけど、女性陣は急な登りでもおしゃべりを普通のペースでしているのがすごいな~って。
ひいパンダは登りは無言に近いから…そのパワフルさに頭が下がります。
そうそう。
団体さんとすれ違ってしばらく経ったところで、あのカチカチおじさんが休憩されていました。
チームパンダも休憩したり、急ぐほどのペースで下りてきてはいなかったのですが、こんなところでまたすれ違うなら「もっとゆっくりした気持ちで下りればいいのに!」なんてふと感じちゃいましたよ。
でもってチームパンダ、このカチカチおじさんにはもう抜かれたくないね!なんて思っちゃったりして。
ま、休憩入れても最後まで抜かれることなく、しかも車に戻ってから後片付けを大分し終わった頃にカチカチおじさんが下山されたのを目撃しましたが・・・
山の中では少しずつ秋色の景色が近づいているようです。
やった~~~!!お疲れ様☆
この後の帰り道、お昼前には現地を出ていたので、上信越道経由でしたが渋滞に巻き込まれることなく帰ることが出来ました。
渋滞に巻き込まれないのは、やまのぼりで疲れた体には本当ありがたいですねえ。
この2日間、すっごく疲れた!という感じにはならなかったのは、ここ毎週やまのぼりに行けているからだろうと思います。
やっぱり夏山は事前に毎週しっかりやまのぼりをして体を作っておくべきだなと改めて思い直し、来年は夏前からしっかり歩く練習をしておこうと思いました。
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by piropom510 | 2009-08-23 23:55 | パンダのやまのぼり2009。