人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岩ドキッ! 蓼科山・双子山

久々飼い主隊長とパンダ隊員は天気が良いということを察知して標高の高いお山を目指すことにしました。5時過ぎに合流してお山に向かいます。

本日のターゲットは蓼科山

信越道・佐久インターを降りて大河原峠を目指します。
到着して早速準備!8時に出発します。
出発予定より少々遅め。
今日予定しているルートは、大河原峠を出て将軍平経由山頂まで、山頂でご飯を食べたら将軍平から天祥寺原に下降し、亀甲池・双子池を観賞し、双子山を登って大河原峠に下りるルート。
体力なしのパンダ隊員を基準に考えると、順調に行けば休憩込みで7時間ちょっとで行けるかな?というところだったで、気持ちぎりぎりかなあ。
まあ、時間がなければ池方面には回らずに戻ればよいということで出発します。
大河原峠ではいい天気。青空が広がります。風もちょっと冷たくて運動前にはすっきりして気持ちいいです。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_643112.jpg

笹原を過ぎるとすぐに登りが始まります。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6434552.jpg

ず~っと展望もない中汗が噴出します。急ではないのでこつこつと登ります。途中お花たちも少ないながらチームパンダを迎え入れてくれます。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_644227.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_645563.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6455832.jpg

しばらくすると平坦な道になり。
でも結構ぬかるんでいて倒木が足がかりになっているんだけど、バランス感覚が悪いパンダ隊員にとってはちょっと困りモノ。。。
あ、ここで時折探しているハート石を見つけました♪
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6494015.jpg

そして少しずつ展望が開けてくると、目指す蓼科山が見えてきます。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6473750.jpg

ちょっとへばった気持ちに元気パワーがみなぎってきます。
そして将軍平に着きました。初めてザックを下ろして小休憩。
7合目からの団体さんが沢山上がってきます。
これからの急登りが込み合いそうです。
さあ、最後の急登りに挑戦です。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_648418.jpg

結構すぐに息が上がってしまうパンダ隊員。飼い主隊長が応援してくれているので頑張ります。岩場が苦手なのでマイペースに行く様に心がけました。
そんななので早いペースに巻き込まれないように先に行ってもらうこともしばしば。
い~んだもん!!
しっかし「あと少しですよ!頑張って!」と声を掛けられていると体が軽くなるよう☆
「はいっ!!頑張りまする!!」と心で返事をして。
や~っと山頂到着。
あ、またまた見つけましたハート石♪
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6584723.jpg

最後の急登りも見事な岩場でしたが山頂も岩がゴロゴロゴロゴロ・・・
すごい光景ですね。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6502794.jpg

山頂標周りはちょっと混雑しているのですぐに写真を撮って中央の蓼科神社の奥宮を通り反対側の方位板に向かいます。
岩ゴロゴロとっても歩きづらいですねえ。ぷう~。。。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6511223.jpg

残念ながら本日山頂では雲が多くなかなか周りの景色を眺めることが出来ません。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6514340.jpg

ここで昼食を食べます。
お味噌汁とウインナーとおにぎりを食べて力をつけます。
そして苦手の岩場の下りです。
一度豪快に滑ってしまいましたが、そのほかはゆっくり下ったので何とか将軍平まで戻ってくることが出来ました。
この時点でだいぶパンダ隊員の足はふらつき気味。。。
この先大丈夫かな・・・と心配になるけど、飼い主隊長はすこぶるご機嫌なのでそのまま当初のコースで進みます。
ここからは天祥寺原に向けて細い展望の利かない道を下ります。
このルートは細い道で岩・石がコロコロしていて歩きづらい。飽きてしまいそう。
足が不安なパンダ隊員は少々へこみ気味。
しかも誰ともすれ違わないのは少々不安な気持ちにさせられます。
あんなに将軍平には人がいたのにどこに皆さん行っちゃったんでしょうね???
ゆっくり1時間ほど下ると急に枯れ沢に飛び出ます。
真っ白い岩・いわ・イワ。このまま下ればいいんですよね!?
パンダ隊員はかなりへこみ気味。
ちょっとこれも心配になりましたが、良く見るとマーキングやコースロープもあったのでそれにそって下ります。
ここをクリアする辺りで上方から一組の親子さんが来るのが見えました。ほっと一安心。。。
そしてすぐに追いつかれ追い抜かれだったのですが、樹林帯や笹原に入ると踏み跡を探しながらだと大変なので、離れすぎないように親子さんに着いて行って進むことにしました。
ぬかるんだ道を進んで何とか天祥寺原に到着!
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6535711.jpg

ありがと~、親子さん。そしてここから見上げた蓼科山の大きいこと!!!こんなところを下ってきたのかと感慨深くなりました。
親子さんと少しお話してみると、やっぱりピストンより周遊できるんだったらこっちの方がいいよね、でもこの道は歩きずらいったらありゃしない、と。確かにその通りとチームパンダはうなずいてしまいました。
親子さんはこのまま大河原峠に向かうそうですが、チームパンダは亀甲池・双子池・双子山経由なのでここでお別れをします。
時間がちょっと押し気味です。パンダ隊員に合わせると予定時間より確実に遅くなるのでしょうがないのですが、この後の行程を考えるとペースアップが必要です。
なんか雲行きが怪しくなってきました。上空では時折ゴロゴロパンダ隊員の嫌いな雷が鳴り始めています。
亀甲池に向かう道のりではお花さんに沢山出会います。ゆっくりしたいけど、そうも言っていられないのが残念です。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6552042.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_655461.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6561335.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6563582.jpg

軽いアップダウンを繰り返して亀甲池に到着。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_6592741.jpg

ここで雨が降ってきました。
急いでレインウェアを着込みます。
本格的に降り始める前に雷になる前に双子池にある山小屋を目指します。しかし途中すれ違う人の中に雨具など持ち合わせず手ぶらに近い人達がいたのですが、大丈夫なのでしょうか???
へこみパンダ隊員を連れ蓼科山からの下りで飼い主隊長は励ましてくれたり、時には怒ったり・・・パンダ隊員を叱咤激励してくれました。今考えるとありがたいことこの上ないのですが、この時点でのパンダ隊員は心に余裕がなくなってきて無言・分かってるよという返事などヘナチョコの返答しかしてなくて。お恥ずかしい限りです。。。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_702373.jpg

岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_70432.jpg

双子池が見えると湖畔沿いに進んでようやく山小屋到着!ほっと一安心。
するとここで本降りになりました。
ここで雨宿りしていた方と少しお話してみると、その方は北横岳から来られたそう。北横岳も人が一杯でなかなかゆっくりするのが難しかったそうです。やっぱり梅雨も開けみなさんお山にここぞとばかり登っているのでしょうね。
山小屋のご主人ともお話しすると、通り雨だろうからもう少しで止むと思うよといううれしいお言葉が。あとは車の帰り道のヒントをもらいました。大変役に立ちました。ありがとうございました!
さてパンダ隊員も気持ち的にリフレッシュして気力が戻ってきたようです。
時間ももうぎりぎり。あと一分張りです!
雨もほとんど止んだので出発します。
双子山へは山小屋裏から登りが始まります。
そんなに傾斜があるわけではないし時間的にも長いわけではないのですが、体力の消耗している中での登りは頑張る気力はあるのですが体がなかなか上がっていかないのです。
そこで飼い主隊長見るに見かねてザックを持ってくれました。

ホント、スミマセン。。。。。モウナキゴトハイイマセン。。。

頑張って登ると急に開けたところに飛び出します。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_7247.jpg

そこが山頂一体の草原でとっても眺めがよい。風が吹き抜けて、ちょっと黄昏モード。蓼科山のシルエットも哀愁を帯びている感じです。
岩ドキッ! 蓼科山・双子山_b0116703_723238.jpg

ゆっくり飼い主隊長と進んで双子山山頂到着!
時間も時間なのでさくさく下ります。
下りでは少しずつ大河原ヒュッテの赤い三角屋根がどんどん近づいてきます。
うれしいような、このやまのぼりが終わりに近づいているのでさみしいような。
大河原峠に着いた時は陽がまだあるうちに戻ってこれて良かったです。
時計を見ると、8時間ちょっとかかっていました(汗)。
下りでブレーキがかかったり雨で足止めを食ったりしたので、仕方ないですね。

久々の長い高いお山でだいぶ苦労しましたが、やっぱりやまのぼりは楽しいのです。ハイ。
来週も頑張るじょ~っ!!

by piropom510 | 2007-08-05 23:45 | パンダのやまのぼり2007。