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耳を目指して 谷川岳

ここのお山を目指すに当たっては、今年の初夏に一度チャレンジしました。
ただこの時は水上を目指す間に天候が不安定になってきて…しかも小雨が降ってきた。
できれば晴天の中登りたい。
ということでそばまで行ったにもかかわらず、別のお山に急きょ変更しました。

そして今回。
平日から天気とにらめっこにして、どこを見ても晴れマーク☆
これはいよいよ行くタイミングじゃないの~~~!!ってことで、夜のうちから車を走らせることになりました。

関越道を降り…一般道を土合に向けて走らせると…ポツポツ雨が。
でもまだ夜中。
朝には晴れ間が待っていると気を取り直して、登山指導所の一段上にある止めれば7台くらいは止められる駐車スペースに止めて仮眠をとることに。

目覚めました。
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雨脚が強くなったり、小雨になったり。
天気予報は晴れって言ってたのに!(涙)
合羽を着て出発されていく方もいれば、出発されたのにしばらくすると戻ってきてロープウェー利用に切り替える方、登ることをあきらめる方…それぞれな状況です。

5:48
チームパンダはとりあえずぎりぎりまで様子を見て判断することに。
雨脚が微妙に弱くなっている。。。
雲も少し軽めになっている。。。

6:30
せっかく来たんだし、もう行くことにしよう!
合羽の上だけ着て出発することにしました。
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道をゆるやかに登っていくとすぐに西黒尾根の登山口。
すぐに急登りが始まります。
コースタイムはひとつの目安であるラクダのコルまで2:30ちょっと。
雨交じりの道なので、滑りやすいところも多いので慎重に進みましょう。
ここからしばらくの間写真がありません。
雨が降っているので、今日のカメラだと出していられないのです。
鉄塔のあたりから雨は完全に止んだ感じです。ですが時折景色が開けるところでは、白い世界が広がっています。覚悟はしていたけど、やっぱりどんな景色が見えるのか見たかったなあ~~~。
雨は止んだけど、この急登でカメラを撮る余裕がなかったです。
急登はそうなんだけど、急になって比較的なだらかになってまた急になって…という感じなので、すっごく疲れるって感じじゃありませんでした。
ただ黙々と登っていると鎖場が数か所登場。
ひいパンダは時々使う感じ。
さ~体長はまったくいらない感じ。
鎖が終わるとこんな穏やかな笹の尾根に出ます。
ラクダのコブで一休みして、先に進みます。
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鎖の岩場の緊張の後、こんな道があると少しほっとします。
晴れていたらどんな景色が見えたんだろうなあ…
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風が吹き抜けて気持ちいいです☆
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8:45
巌剛新道との分岐地点。ラクダのコル。
休憩含めても、思ったより早く着いたみたい。
ここからはコースタイムで1:20でトマの耳。
1時間台だとなんだかあと少し~ってきになってしまうひいパンダ。
…でもここからが気分的に長かった。。。
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ここからは黄色のペンキをたどって岩場を登っていきます。
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振り返ると結構急だなあ~~~。
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ここにも鎖がところどころに。慎重に慎重に。
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なんかね。
先が見えないのと、横の景色は白で包まれているので、どれくらい登ったのか?あとどれ位なのか?予想が立ちません。なので岩場をガシガシ登ってそろそろかな?と思うと、また次の岩場が待ち構えていたりして。
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お。
ここが氷河期あとの一枚岩のところかな。
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ここら辺で急に白い世界が取れて、気持ちのいい景色が開けました。
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最後あたりの岩場になりそう。稜線が近くに見えてきたよ。
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がんばれパンダ!
足が上がらな~~~い!!
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ザンゲ岩に到着。
何、ザンゲしようかな?
って、どれのこと?!?!
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天神尾根が見え隠れ。かなりな人が登っています。あちらは下りの道で使います。
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山頂と書かれた分岐を進みます。
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あ、よくいろいろなブログで見かける標識だ!
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その標識下で一息つきます。これから先は人が一杯いそうだし、ここは誰もいないしのんびり。
天神尾根から来るルートとは違うところだから人が西黒尾根を通ってきた人しかいないのです。
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さあ、両耳に向けて出発!!
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左手下には肩の小屋が見えます。
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10:30
トマの耳に到着。
微妙に標識から体が離れているでしょ。
ここは羽付きのアリというか、そんな虫がウジャウジャいて近づきたい雰囲気ではなかったのです。。。
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虫攻撃に耐えながら、さ~体長も方位盤を撮ってました。
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ぞくぞくと皆さんがやってきます。一息ついたし、写真も撮ったしね。
さあ、次の耳へ行きましょう!
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ここからの道は両側がとにかく絶景です☆
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茂倉岳への稜線。
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右手には人の頭に見える岩。
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青空も多くなってきて、わくわくしてたまりません!
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10:50
はい、オキの耳に到着。
ここも虫さんわんさか~~~。
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あああああ。
これが平標へ向けての縦走路ですね。
万太郎さ~~~ん!!いつか行きますよ~~~う♪
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西黒尾根の全貌がようやく見えました。
よくあそこを上がってきたなあ…
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バリエーションルートの方なのか、下から山頂を狙っている人がいます。すごいなあ。。。
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皆さん、目を凝らして景色を楽しんでいますね。
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下に見えるは一ノ倉沢前の駐車場。
おおおおおお~~~~~~~~~~い!って見えてますか~~~~~~!!
と心の中で叫んでみた。(笑)
とりあえず虫さんのいないところで…とは思ったけど、比較的少ないところでご飯を食べることにしました。
オキの耳標識から5メートルくらい先に一ノ倉沢側にちびっとスペースがあって、そこでコンビニ食を食べつつのんびりすることに。
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さあ。帰るとしましょうか。
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その前にトイレ休憩を兼ねて肩の小屋に。
ここで売ってた肩の小屋マットかな~~~り購買意欲そそられたなあ。
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ここからずっと歩けるんだよな。
かまぼこ型の避難小屋があって…どんな道が待っているのでしょうか?
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肩の小屋前にはたくさんの人が昼食休憩をしていました。
天神尾根を上がってきた方たちでしょうね。
老若男女とはこのことってくらい、いろいろな年代の方が谷川岳を楽しんでいらっしゃいました。
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12:15
いよいよ天神尾根を下ります。最初は木段。この木段は平標山~仙ノ倉山の間の木段の造りと似ています。
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天神ザンゲ岩を横切り…
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ここは天狗の留まり場かな?
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天神尾根からの西黒尾根もとってもかっこよく見えました。
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何箇所か鎖とかロープが張ってある所がありますが、使わないでも全然行けます。
ただ滑りやすい土の急斜面は安全のためにも必要だと思います。
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ずずっと下りてきたら熊穴沢避難小屋に到着。
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ここからはなだらかな道を進みます。
左手には雲に包まれた西黒尾根。
光が逆光になっていて、歩いている人が浮かび上がっていて神秘的☆
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濡れた木道には気をつけましょう!かな~り痛い思いをしますからね。。。
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もう両耳はガスの中へ~>
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実は当初の予定では天神尾根~田尻尾根と文明の利器を使わず下りる予定でしたが、またまた靴擦れになってしまいひりひり痛いので、ロープウェー「フニテル」に乗ることにしました。
フニテルになってから乗ったことがなかったし、さ~隊長にいたっては谷川岳ロープウェーに乗ったことがないので、いい機会ととらえて天神尾根を下ってまいりました。
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あっと少し~!
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13:25
最後に谷川岳にありがとうと呟いて…ゴールしました。
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やまのぼりと関係ないのんびりとした家族連れのみなさんがのんびりと過ごされていました。
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フニテルから見た田尻尾根からの登山道。
細い道も見えましたが、林道というか作業道と言えそうな道もありました。
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あっという間に下りていきます。
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そして土合口駅に到着して、道路を少し登り返してから車に着きました。
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3年越しの谷川岳。
関東に住んでいながら、近くて遠かった谷川岳。
ようやく堪能することができました。

ここはコースを変えて、季節を変えて何度でも登りたいお山だと思います☆

西黒尾根。最初はどうなるかと思ったけど、すっごい達成感がありました。
ネロパンダではなく、へろパンダくらいで済みました。
毎週歩いているから、体が出来ていたってことかしら。ふふふ。

谷川岳レポ、これにておしまい。


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by piropom510 | 2009-09-06 23:55 | パンダのやまのぼり2009。